『雑種』は、作者フランツ・カフカの未発表のノートを基に、友人のマックス・ブロートにより編集した版(ブロート版)を軸に、カフカのオリジナルに近いとされる批判版との比較を交え、カフカの文体や作品の背景などをわかりやすく解説しています。
【本の構成】
第一部:ブロート版を米増由香の挿絵でカフカの描く異質な世界を鮮やかに描き出します。
第二部:ブロート版を土台に、カフカが削除した箇所やブロートが加筆した箇所(批判版)を併記し、カフカの文体や作品の背景などを解説しています。
第三部:カフカの死後、作品がどのようにして世界中に広まり、どのような読まれ方をしていたか、そしてカフカとはどのような人物だったかなどを解説しています。
【あらすじ】
頭は猫、身体は羊の動物を唯一の遺産として譲り受けた私が語る「雑種」とは…
Franz Kafka
1883年にオーストリア・ハプスブルク帝国(現・チェコ共和国)のプラハに生まれる。
主な著書に『変身』、『城』、『判決』、『訴訟』などがあり、20世紀を代表する作家のひとりと言われている
1924年死去
作:フランツ・カフカ
訳:関由美香
画:米増由香
CHURY ELIOT、Nami
装丁・本文デザイン・DTP:伏見さつき
文:のどまる堂
印刷:藤原印刷株式会社
製本:ダンクセキ株式会社
ISBN:978-4-9913435-1-3
C0097 \1800E
1920097018001
定価:本体1800円+税
発行:のどまる堂
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判型:A5
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頁:64ページ
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カバー用紙:ヴァンヌーボV、グロスニス加工
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本文:b7ナチュラル
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本文用紙:里がみ(とび)
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見返し:まんだら(薄口)くろみどり、ももべに
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並製本
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